あの日の落書きを続けよう。

ゾンビたつ男の物語

ゾンビたつ男は怒っていた。怒りに怒っていた。

ゾンビたつ男「ゔ〰ん、クッソォ!!あのギャラつき野郎!!許さねー!!絶対に許さねー!!」

ゾンビたつ男65歳。

骨と肉と脂と水分で形成されているこの65歳のジジイは昨日の晩、いつものように、爪楊枝を右肘に刺せるだけ刺すという遊びをしていた。

そこに、32年間行方をくらましていた実の兄、『ぢゃん兄』が現れた。

ゾンビたつ男は持っていた爪楊枝を床に落とした。と、思いきや、ギリギリのところで拾った。

ぢゃん兄(以下ん)「久しぶりだな、ゾンビたつ男!!」

ゾンビたつ男(以下ゾ)「ぢゃん兄!!??なんで、、、、どこに行ってたの?!」

ん「悪かったな、ゾンビたつ男。32年間ずっとナイロビが首都の国で暮らしてたんだ。ナイロビが首都のな。久しぶり、元気か?」

ゾ「ナイロビが首都?!まさか、、、、海外?!」

ん「当たり前だ!!」

ゾ「やっぱりそうか。日本の地名にしては僅かだが名前の雰囲気が違うような気がした。なんで今までナイロビが首都の国に?!」

ん「なかなか理解力のある弟に成長してるじゃないか、ゾンビたつ男!!!」

ゾ「っていうか昔は『たつ』とか『たつ男』とかって呼んでたのに急にフルネーム??やめてよ、恥ずかしいんだから!」

ん「ん?、、、お主、ゾンビたつ男ではないな?!!誰だ!貴様は!!」

ゾ「ふん、ようやくバレたようやのう。それなら仕方あるまい、ほんとの私の姿見せてやる!!」

ん「まじ?!ギャグで言ったのに、まさかほんとだとは!!ん?なんだこの光は??!!うわっ!眩しすぎて目があんま開かないぜ!!」

ゾ「喋りすぎだ、ゾンビたつ男!!いやぢゃん兄!!ファー!!!」

ん「たつ兄〰〰〰〰〰!!」

ゾンビたつ男は早めに帰宅した。誰にも悟られない永久の闇へ。

次回
ゾンビたつ男と少女アンティーボ